超音波を用いて体内の臓器を検査します。体に与える影響が少なくかつ
安全な検査であり、産婦人科では胎児の観察などにも活躍しています。
腹部超音波検査では肝臓の他、総胆管、胆のう、腎臓、脾臓、膵臓など
を注意深く観察します。急性肝炎や脂肪肝・肝硬変・肝臓癌などの肝疾
患の他、胆嚢炎・胆石・胆嚢ポリープ・胆嚢癌、急性膵炎、慢性膵炎、
膵臓癌・・・等とさまざまな疾患を診断することができます。
欠点としては腸内のガスや便などその日の状態で十分に検査ができない
ことがあるということです。しかしながら定期的に検査を行うことで病
変を早期に発見することができますので、ウイルス性肝炎の患者さんに
は定期的な検査をお勧めしています。
原則として予約で検査を行っていますが、症状や状態によっては受診さ
れた日に検査を行いますので、検査をご希望の方はあらかじめご連絡を
いただき、当日は絶食にてご来院ください。
状況によってはしばらくお待ちいただく場合もありますが、当日に検査
が行えるようにいたします。